「」:台詞 ――:モノローグ ():動き、動作、状況 ================ 1.(場面:最初。手紙を渡す) ================ ――分かっているの。 ――知らないふりはだめだって。 ――知らないふりをしている自分に気付いてしまったから。 ――だから、 「…ファル」 「ん?どうしたの?ポチちゃん」 ――私は貴方に手紙を渡す。 (手紙をファルさんにまっすぐ手渡す) 「これ、ラル先生から“ファド”に」 ――手紙は、宛名の人の元にあるべきだ。 ================ 2.(場面:逃走中その1) ================ (砂漠を全力で走るポストーチ) ――帰ろう。 ――手紙は渡した。 ――果たすべきことは果たしたんだ、帰ろう。 (荷物を握り締めながら、必死に走る) 「はっ、はぁっ…」 ――帰らなきゃ。 ――帰らなきゃ。 ――先生のところに…っ (足がもつれ、盛大に転ぶポストーチ) 「きゃっ…! い、たたた…」 「……(ぐすっ)」 (涙目になるが、手で強引に涙をぬぐうともう一度立ち上がる) ――かえらなきゃ…… (ポストーチが転んだ跡に、壊れた髪飾りが残る) ================ 3.(場面:逃走中その2) ================ (辺りは真暗で、空には星が輝いている) (真っ暗な空を見つめて、立ち止まるポストーチ) 「……もう、まっくら…」 (無意識に髪飾りの位置に手をあてる) 「………へ? え……? え、え……?」 (そこで初めて髪飾りがないことに気付く) (さぁっと顔色が変わる) 「……っ!!」 ――なんで、無いの…っ?! (急に暗闇を強く意識する) 「…っ!」 (目の前がくらくらとし、その場に座り込む) 「…っ 〜〜っ!」 (涙目になり、だんだんと息が荒くなる:いわゆる不安障害) ――やだ…っ、なに、これ…っ! ――こんな症状出るの…初めてだ…っ! ――だれか…たすけて…っ 「おとーさ…」 (髪飾りの位置に手を伸ばすが、空振る) 「……っ! …………」 (ふいに空を見上げ、ぽつりと呟く) 「…そっか、おとーさんはもう、いないん、だ…」 (ぐらりと視界がまわり、再度こうべをたれる) 「…たすけて……」 (少し間をおき、かすかな声で言う) 「ファル…」 (なんかここらへんでファルさん来るんじゃないかな!) 以降未定。 ファルさんが迎えにきてくれて、なんか話して、帰るんですね。たぶん。 なんかプロットを書くほどの内容でもなかった気がします^p^