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と或る孤城の主

■今回予告

山奥に佇むひとつの孤城。

この土地を守るとされる、人ならざる孤城の主がひとり。
かの主へ村から捧げられた、人の身をした供物がひとり。

ひとりとひとりが、そこには暮らしている。

繰り返されるなんということのない日々。
それは退屈だったかもしれず、
平凡であったかもしれず。

だが、なんということのない日は
ひとりの手で引き裂かれる。

それは、佳日か悪日か。

シノビガミ『と或る孤城の主』

ハンドアウト・プライズ

■PC①:孤城の主(推奨流派:隠忍の血統もしくはハグレモノ)

土地を守る孤城の主…
そういってしまえば聞こえはいいが、実際にはしがないあやかしだ。
随分と昔からこの土地に住んでいるが、人ならざる力故、土地に暮らす人間から向けられるのは尊敬の念ばかりではない。
過日、土地に暮らす人間から供物としてPC②が送られてきた。
そんなものはいらないのだが、追い返すのも面倒で勝手にさせている。

しかし、そんなPC②が、いま君に刃を向けている。
寝床を貸し与えているのだから、感謝こそされど、恨まれる覚えなどない。
君の【使命】は「穏やかな日々を過ごすこと」だ。

君は、プライズ:孤城の蔦蔓を所持している。

■PC②:供物(推奨流派:隠忍の血統以外)

幼い頃に両親を亡くし、天涯孤独だった君は栄光ある供物に選ばれた。
自分の人生もそこで終わりかと思っていたが、
このあやかしはどういうことか自分を食べないどころか追い出しすらしなかった。
供物として村を出たからにはおめおめと帰るわけにはいかず、君は仕方なくそこにいることにした。

繰り返されるあやかしとの平凡で穏やかな日々。
しかし、そんな日々に終止符が打たれる。
他でもない、君の手によって。
君の【使命】は、「PC①を殺すこと」だ。

■プライズ:孤城の蔦蔓(つたかずら)

孤城の主であることを示す証。PC①が所持している。蛇のような形状であり、所持者の身体に蔦のように絡んでいる。
別途、秘密が存在し、所持者以外でも情報判定可能。
なお、この秘密の情報は感情による情報共有が発生しない。

レギュレーション・その他

■レギュレーション

・現代編、1サイクル、特殊型
・階級:中忍
・下位流派、背景、奥義開発可。
・クライマックス戦闘の勝者は、戦果とは別に「敗者の殺害」もしくは「プライズ破壊」のどちらかが可能です。どちらも行わないことも可能です。
・背景「不忍」は禁止とします。
・メインフェイズ開始時点でお互いの【居所】を獲得します
・クライマックス戦闘は6ラウンド制限。超過した場合には、2人とも死亡する可能性があるルートに行きます

■シナリオ傾向

シリアス、重め

シナリオ情報・秘密

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秘密情報含まれますため、ご注意ください。

本作は「著:河嶋陶一朗/冒険企画局」及び「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C)冒険企画局 忍術バトルRPG シノビガミ

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